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「特車ゴールド制度」と多彩なサービスを実現する「ETC2.0」!!

この記事では、「特車ゴールド制度」の概要や本制度利用に必要な「ETC2.0」の概要と多彩なメリットについてまとめてみました。

特車ゴールド制度とは?

高速道路

特車ゴールド制度とは、特種用途用GPS付発話型車載器である業務支援用「ETC2.0」を装備し、車輌情報や車載器に関する情報を登録し、事前に利用規約に同意した車輌は、大型車誘導区間への経路選択を自由に行える、という制度です。

道路は一定の構造基準により作られていることから、道路を通行する車輌の大きさや重量を制限しています。

この制限値を超えたトレーラーや海上コンテナ車などの大型特殊車輌が公道を走行する際は、運搬される貨物も大型になり、重量も重くなって道路が壊される事故を防ぐため、走行経路に対して特殊車輌通行許可の事前申請が必要となり、申告する際には通行する車輌の長さ、幅、高さ、重さ、軸重などのデータや車検証、通行区間の詳細に関する資料を添付する必要がありました。

また、特殊車輌通行許可の申告には20日もの期間がかかってしまいます。さらに、複数の区間を通行する場合は、その都度事前申告が必要でした。

特殊車輌通行許可の申告には、国の機関の窓口で申告する場合、申告車輌台数×申告経路数×200円の手数料が必要となります。

(例)申告台数が6台で13経路を通行する場合

6台×13経路×200円=15,600円

※県の窓口で申告を行う場合は、条例(道路法第47条の2第3項、第4項)によって多少異なることがあります。

さらに、国土交通省は、道路の老朽化対策を進めるため大型車輌の通行を誘導すべき道路の区間である「大型車誘導区間」を平成26年10月より導入しました。

これにより、大型車誘導区間のみを通行する大型車輌の特殊車両通行許可について、許可までに要する期間が3日程度に短縮されています。また、大型車誘導区間の通行許可申告には申告台数×申告経路×160円の手数料が必要となります。

ですが、特殊車輌通行許可では複雑な申告や、許可までに長い期間を必要とするデメリットがあり、大型車誘導区間の申告には通行区間が指定されるデメリットがありました。このデメリットを緩和するために特車ゴールド制度が導入されることになりました。

特車ゴールド制度を利用することによるメリット

  • ・複数の経路を一括して申告することができるので、渋滞発生時に経路を変更して通行することが可能になる
  • ・今まで1年おきに更新する必要があった通行許可更新手続きが自動化される
  • ・運転支援サービスETC2.0の導入によるメリットが大きい

それでは、ETC2.0の導入による詳しい概要やメリットを紹介していきます。

次世代の運転支援サービスETC2.0(DSRC)とは?

現在では、高速道路交通システムETCの普及率は9割以上となっています。そもそもETCというものは、有料道路を通過する際にETCカードを挿入したETC車載器が料金を自動清算してくれるというシステムでした。

ETCから画期的な進化を遂げたものがETC2.0です。ETC2.0を簡単に言うとETCとカーナビを進化させて一体化したもので、交通情報だけではなく多彩なサービスを実現することができます。また、以前まではDSRCなどと呼ばれていましたが、2014年10月よりETC2.0の名称へと改められました。

ETC2.0では、道路上の通信用アンテナである「ITSスポット」との高速で大容量の双方向通信で、世界初の路車協調システムによる運転支援など、様々な情報提供やサービスを受けることができます。これにより、特定の時間や場所に交通が集中することや、事故などを未然に防いだりすることが可能となります。

さらに、従来のカーナビでは対応範囲が約200kmでしたが、全国に配置されたITSスポットからの通信情報を駆使しているETC2.0では、なんと最大1,000kmもの広範囲の情報を把握することが可能で、ITSスポット対応車載器・カーナビと連動させることで、渋滞情報や事故情報、天候情報、さらに読み上げ音声と図や撮影画像により現場の状況を事前に確認することも可能です。

従来のカーナビの5倍もの広範囲の道路情報を詳細に把握することが可能で、ガソリンスタンドやドライブスルーなど様々な支払いを自動決算するサービスが予定されていますので、頻繁に高速道を移動する業者や長距離ドライバーはもちろん、一般ドライバーの方にも非常に多くのメリットが詰まっています。

ITSスポットとは

交通安全、渋滞対策、環境対策など、人と車と道路を情報で結ぶことを目的とし、ITS技術を活用した次世代道路をスマートウェイといい、オールインワンで多彩なサービスを実現するために道路に設置された通信手段のことを「ITSスポット」といいます。

ETC2.0のメリット
  • ・渋滞回避支援(ダイナミックルートガイダンス)により、広範囲の地域の情報が得られ、情報を元に最適ルートの選択を行い、ドライバーの渋滞回避を支援する
  • ・ETC2.0の誘導経路に従って通行すればETC割引がアップする
  • ・ETC2.0の渋滞回避経路の誘導に従って高速道路を降りて再び高速に復帰しても割引は継続できる
  • ・目的地までの経路にある障害物、落下物、急カーブ、事故、規制、トンネル出口の天候、地震、津波などの自然災害、などあらゆる危険を察知し事前に回避することができますので、安全なドライブが可能

さらに、今後の予定として、ガソリンスタンドやドライブスルー、街中の駐車場利用時など、車から降りずに料金の精算ができるサービスや、ITSスポットでの双方向通信により経路情報を活用した観光サービスなどが予定されています。

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