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ユンボ(バックホー)の事故事例と原因・対策法について

ユンボやバックホーはブームとアームの先にあるバケットによる掘削作業や排土板による整地作業などを行う建設機械で、建設工事ではメインに使用される主役的な存在です。

4febbce912088c00d457970c3d53507e_sまた、土木工事、解体工事、農業など様々な用途で使用されていますが、ユンボやバックホーが持つ油圧パワーは想像以上に強力で、事故が発生してしまうと、重大な人身事故や建物を破壊してしまう危険性が高いです。しかし、ユンボの事故が後を絶たないのも実情です。

→トラックの事故に関してはこちらのサイトを参照してください

そこで今回は、ユンボの実際に発生した事例をもとに原因や対策法について紹介していきますので、ユンボの事故を少しでも減らすために参考にしていただきたいと思います。

ユンボ事故が発生してしまう主な原因とは

ユンボは自動で動くわけではありませんので、事故が発生してしまう原因はユンボの操作を行う人員的ミスがほとんどです。

  • ・死角の確認不十分
  • ・誤操作
  • ・操作員の不注意・横着

ユンボは視界が広いというイメージがありますが、それは間違いで前方にのみの視界となり、後方のほとんどが死角なだけではなく左右やクローラー周りも同様に死角となり、旋回することで視界の向きや作業の場所を変えることができる特徴を持ったユンボにとっては旋回による巻き込み事故が非常に多く、重大な人身事故の事例が後を絶ちません。

cc2a930effc635c4a471a2c51dcabc83_sまた、長年ユンボの操作経験があるプロが作業するとはいっても人間です。過労や不注意による誤操作は必ずありますし、面倒だからと言って横着してしまうこともあります。また、車の運転でも同様ですが、横着を行うのは初心者ではなくユンボの操作に慣れた方のほうが多いのが残念です。

実際に発生したユンボの事故事例と対策法

それでは、実際の事故事例と対策法について紹介していきます。

「事例1:排土板の足挟まれ事故」

死角に伴う事故の事例として、排土板があるタイプのユンボで作業を行っている途中、現場監督が不用意にユンボに近づき排土板の下に足を入れていることに気づかず掘削作業を行うために排土板を接地しようとしたところ、足を挟まれ骨折してしまった。

これは工期が迫っていた為、作業進行状況を確認するために現場監督が近づき被災したようです。

「事例2:バケットによる頭部強打事故」

次も作業員にも非がある事例ですが、作業員が掘削状況を確認しようと覗き込んだところ、ユンボの操作員はそのまま作業を続け、バケットにより頭部を強打してしまいました。

ユンボの死角となるのは後方や左右だけではなく、作業装置である大きなバケットにより生じる死角もあります。なお、この事例では作業員がヘルメットを着用していたことが幸いして、辛い脳震盪で済んだそうですが、もしヘルメットを装着していなければ重大事故に発展していたことは間違いありません。

「事例1・2原因と対策法」

まず、「作業を行うユンボの近くに作業員(人間)が近づき過ぎている」ことが事故の要因ですが、ユンボの操作員はユンボの操作中に作業員が近づいた時点で、「危険だから近づくな!」と注意を促すことを行っていないことと、「ユンボの作業(操作)を中断しなかった」ことが事故の原因です。

対策法として、「作業員はユンボの作業範囲には近づかない」「ユンボ付近で作業する作業員への注意喚起」「人が近づいた場合は操作中断」「カラーコーンなどによる立ち入り禁止箇所を設ける」ことが大切です。

「事例3:操作員の横着による事故事例」

これはユンボの操作員の横着による事例ですが、ユンボの作業箇所が電柱を跨ぐことを伴う工事で、道路と現場を移動する必要があり、次の作業箇所まで移動しようとユンボのアームを下げずにそのまま走行したため、電柱を支える支柱にアームが接触し、電柱が途中で折れて折れた電柱上部が道路に傾き、電線を切断してしまった。

この事故に伴い、付近7軒の民家が3時間の間停電となりました。また、この事故のケースでは電柱の破損、電線の切断・停電が発生していますので、数百万円もの高額な賠償額が請求されています。

「事例3原因と対策法」

この事故は、「ユンボの操作員が電柱(電線)に関する注意を怠っていた」ことと、「ユンボの操作の基本である移動の際にアームを下げる作業を省略した」「道路を通行する工事には必要となる見張り員を配置していなかった」ことが原因です。

対策法として「作業開始前に注意を喚起する」「移動時にはアーム・ブームを下げることに徹底する」「見張り員を配置する」ことが大切です。

◎ユンボの事故を防ぐために最も徹底してほしい事項◎

f35d40dd9827f20fe0e819676a46db10_sユンボの事故を起こすのは人間ですが、操作するのも防ぐことができるのも人間です。悲惨な事故を起こさないようユンボを操作するうえで安全に対する大切なことを常に心がけておくことをお願いしたいです。

  • ・安全教育訓練を徹底する
  • ・旋回、走行、操作を行う際はその都度死角や周囲を確認する
  • ・物陰に人がいないかを確認する
  • ・見張り員を必ず配置する
  • ・ユンボの作業範囲内に人を寄せ付けない
  • ・カラーコーンによる入場制限

まとめ

ユンボにとって一番の事故の要因は何といっても「死角」です。さらに、座ったまま操作を行うユンボの特性ゆえ死角も多くなり、不注意や横着による事故が後を絶ちません。

4dc88229ad70eb5a89fc8aad68558daa_s人(作業員)は1分で最低でも50m以上は進みます。ユンボを操作するうえで作業の効率化や工期も大切ですが、最も大切なことは事故を避けるために安全には特に注意して安全作業に徹底するということです。

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