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「トレーラー(トラクタ)」の方式や様々な架装の種類について

一度に多くの荷物を運んだり、特大の重量物や長尺物を運んだりするときに活躍する「トレーラー」ですが、一口にトレーラーと言っても運ぶ荷物に合わせた様々な種類のトレーラーがあります。

159a5316e8b502941cb9de133fde748d_sまた、「トレーラー」とは被牽引自動車のことで、牽引自動車である「トラクタ」と連結させることで初めて荷物を運搬することができます。つまり、正式にはトレーラーとは引っ張られる部分のことを言い、トレーラーはトラクタなしでは動くことができません。

しかし、一般的にはトラクタとトレーラーがセットで「トレーラー」と呼ばれています。引っ張る側の自動車のトラクタには大きく分けて2種類の方式があり、トレーラーもそれに合わせた方式・構成のものを組み合わせることになり、連結している部分を切り替えることで様々な積載物に対応することができます。

そこで今回は、トレーラーの方式や架装の種類についてまとめてみました。

「トレーラー」の方式による違いとは

トレーラーの方式とは

a1180_017131トラクタとトレーラーが連結した方式には「セミ・トレーラー方式」と「フル・トレーラー方式」の2種類があり、方式により大きな違いがあります。また、日本ではセミ・トレーラー方式が一般的ですが、もちろんフル・トレーラー方式も使用されています。

「セミ・トレーラー方式」

セミ・トレーラー方式とは、トラクタヘッドとも呼ばれている「ヘッド」と呼ばれるセミトラクタと、荷物を載せるトレーラーの後輪にのみタイヤが備えてあるセミトレーラーを組み合わせた方式です。

セミトラクタのカプラとセミトレーラーのキングピンを連結させて牽引しており、荷重をトラクタとトレーラーで分担しています。なお、トレーラーを連結した部分を5番目の車軸と仮定することから、トレーラーに掛かる重さのことを「第五輪荷重」と言います。

また、セミトラクタのキャブ後方には荷台装置はなく連結装置のカプラが備えてあるだけですので、セミトラクタのみで荷物を運搬することはできません。

「フル・トレーラー方式」

フル・トレーラー方式とは、荷物を積載することができる荷台装置が備えてありますので、フルトラクタの単車のみで荷物を運搬することが可能です。

このフルトラクタと、前輪と後輪が備えてあるフルトレーラーを組み合わせた方式がフル・トレーラー方式です。
また、フルトラクタのピントルフックとフルトレーラーのルネットアイを連結させて牽引していますが、全ての荷重をトラクタのみで支えています。

また、フル・トレーラー方式の荷台連結部分であるトレーラーには、ピントルフック付近とターンテーブル付近に車軸が備えてある「ドーリー式」と、センター付近に前後の車軸がありセミ・トレーラーのようにコントロールが可能な「センターアクルス式」があります。

トレーラーの架装の種類とは

トレーラーの方式には、セミ・トレーラー方式と、フル・トレーラー方式がありますが、食品や雑貨、建設機械、重量物、長尺物など、積載物とトレーラーの方式に合わせた様々な架装の種類があります。

セミ・トレーラー方式の架装の種類

「海上コンテナ」

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国内外の輸送・貿易などに使用される大型の貨物用コンテナを架装したもので、コンテナの大きさが規格化されていますので、主にセミ・トレーラー方式の海上コンテナは40フィート(12.129m)の第五輪荷重11tコンテナ、あるいは20フィート(6.096m)との兼用で第五輪荷重11.5tが使用されています。

「バルク・タンクローリー」

粉粒体や液体、気体を運搬するための大型タンクを架装したもので、現在日本で使用されているバルク車やタンクローリーにはセミ・トレーラー方式のものが多く存在します。

「ウイング」

通常のウイング車と同様に、荷台の横の部分が油圧などの力により大きく上に開くようになっている箱状のトレーラーを架装したもので、生鮮食品や電化製品など様々な貨物の運搬に使用されています。

「車載車専用」

トラクタヘッド上部にも車輌を搭載できる車載車専用のキャリアを架装したもので、主に自動車や建設車両の運搬に使用されています。

「リフトカプラ」

トレーラー部分を持ち上げることができる装置が備えてあるリフトカプラを架装したもので、主にバルクやバンのトレーラーと併用されています。また、荷物の積み降ろしが容易に行えますので荷役時間の短縮を図ることが可能です。

フル・トレーラー方式の架装の種類

「バン」

大型輸送用のバンをトラクタ側とトレーラー側双方に架装しており、大型輸送では効果を発揮する最も一般的なフル・トレーラーです。

「ポールトレーラー」

重量物や長尺物を運搬するためのポールトレーラーを架装したもので、鉄骨やレール、鉄道車輌等の運搬に使用されています。

まとめ

269d480284325e612a13cb24da870895_s今回はトレーラー・トラクタの方式や様々な架装の種類を紹介していきましたが、牽引する側のトラクタにはエンジンが付いており、単車のみで公道を走行することができますので登録ナンバーは当然ありますが、単車のみでは走行することができないトレーラー部分にも登録ナンバーがあり、自動車として扱われているという特徴もあります。

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