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「アフターファイヤー」「バックファイヤー」の原因・影響と対処法

カーショーなどの演出として披露されているマフラーから火炎を噴き出す「アフターファイヤー」ですが、ショーなどの観客に見せるアフターファイヤーは故意に行っているもので、トラブルによるものではありません。

a1180_000991しかし、故意によるものではなく、トラブルにより発生している「アフターファイヤー」は、様々な箇所の故障につながる可能性がありますので、対策を行う必要があります。

また、後ろに火炎が出ることから「バックファイヤー」と間違えている方が多いですが、「バックファイヤー」とは、後ろに炎がでるトラブルではなく、反対にキャブレター側に火炎が逆流(バック)するもので、かなりの危険をともなうトラブルです。

そこで今回は、「アフターファイヤー」と「バックファイヤー」が発生する原因・影響と対処法についてまとめてみました。

「アフターファイヤー」の原因・影響と対処法とは

アフターファイヤーとは

アフターファイヤーとは、エンジン内部で燃焼しきれなかった燃料の「未燃焼ガス」がマフラーや集合管(エキマニ)の熱によって引火し、マフラーから大きな音と共に火炎を出すことが特徴で、白煙を出すこともあります。

なお、「後に」を意味する「アフター」と「火・火炎」を意味する「ファイヤー」を合わせて「アフターファイヤー」と呼ばれており、ロケットエンジンの噴射にも似ていることから「アフターバーン」とも呼ばれています。

a97812b66623c8a469b1af7e8e7ccc7e_sアフターファイヤーの発生の特徴として、アクセルを戻した時やエンジンブレーキを効かせた時に「パンパン」といった音が発生します。

マフラーからパンパンという音が聞こえる場合は、アフターファイヤーが発生しており、早めに対策しないと、故障など様々なトラブルにつながる危険性があります。

アフターファイヤーの原因

アフターファイヤーが発生する原因には主に下記の4点があります。

  • ・ガソリンの噴射濃度が濃い
  • ・ガソリンの噴射濃度が薄い
  • ・点火タイミングが遅い
  • ・排気効率が悪い

アフターファイヤーの発生による影響と対処法

アフターファイヤーが発生すると、燃料の不具合により「エンジンの焼き付き」や「オーバーヒート」を起こす可能性が高まります。

さらに、スパークプラグの不良によりエンジン始動ができなくなったり、マフラー内のサイレンサーやグラスウールが火炎により破損してしまう、カーボンの詰まりによりエンジンの圧縮漏れが生じるなど、様々な悪影響があります。

また、アフターファイヤーを改善するには専門的な技術と設備が必要となってきますので、整備工場で点検修理を受ける必要がありますが、音が聞こえない程度の小さいアフターファイヤーであればそこまで気にする必要はありません。

「バックファイヤー」の原因・影響と対処法とは

バックファイヤーとは

バックファイヤーとは、エンジン内部で燃焼しきれなかった未燃焼ガスが燃焼室の外のキャブレター側に逆流してエンジンルーム側から大きな音や火炎が発生するのが特徴です。

11f7feb195b1d999a8d3cdac3138bbcc_sバックファイヤーはアフターファイヤーによく似ているトラブルですが、アフターファイヤーはマフラー付近の「排気側」で未燃焼ガスが爆発するものですので、それほど重要なトラブルではありませんが、「バックファイヤー」の場合は「エンジン側」で爆発するもので逆流した火炎がガソリンタンクやエンジン内の燃料に引火して、最悪の場合には車体が炎上してしまうこともある非常に危険なトラブルです。

バックファイヤーの原因

バックファイヤーが発生する原因には、主に下記の3点があります。

  • ・エンジンに供給される混合気が濃い
  • ・エンジンに供給される混合気が薄い
  • ・点火プラグ(スパークプラグ)の不調

バックファイヤーの発生による影響と対処法

混合気とは、燃料と空気が混じりあった気体のことで、通常は適切な空燃比(空気と燃料の比率)がエンジンに流入し、点火プラグで燃やすることで排気ガスとして外気に排出されるのですが、「エンジンに供給される混合気が濃い場合」「エンジンに供給される混合気が薄い場合」ともに、燃え切らなかった混合気がマフラー側に行かずにキャブレター側に逆流することで爆発を起こす非常に危険なトラブルです。

バックファイヤーが発生すると、点火プラグがかぶってしまい燃料を上手く発火できなくなることでエンストを起こしたり、燃料と空気を混合して混合気を制御しているキャブレターの混合気に引火してしまうこともあります。

まとめ

6d7d03d48271a903c1077ec6128b8d1b_s今回は、アフターファイヤーとバックファイヤーの原因と対処法について紹介していきましたが、アフターファイヤーはそれほど危険性の高いトラブルではありませんが、バックファイヤーは非常に危険性が高いトラブルです。

エンジンルーム側で爆発音や白煙が発生した場合は大事故につながる危険性がありますので、発生した時点で整備工場での整備点検を受けてください。

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