トラック・重機の豆知識・大辞典!

トラック・重機の豆知識やお役立ち情報を日々更新しています!主に【免許・資格・税金・車検】などについてまとめています!

トラック買取ランキング

トラックの「クラッチ」「クラッチフルード」の交換時期・費用

最近、クラッチが滑ってきた!ギアチェンジができない!クラッチが重い!などという症状はありませんか?クラッチの繋ぎ方によっても交換時期に違いはありますが、クラッチは走行距離に合わせた交換が必要です。

8345b4913d35d3bb5aadf87bb3a15259_sまた、クラッチが重い。ギアチェンジが上手くできない。という症状は「クラッチフルード(クラッチオイル)」の交換を行っていない場合に起きる症状です。

それでは「クラッチ」「クラッチフルード」を交換しないとトラックにどのような影響があるのでしょうか?また、交換時期や交換にかかる費用はどれくらいなのでしょうか?

そこで今回は、「クラッチ」「クラッチフルード」を交換時期や交換費用、交換しなかった場合の影響についてまとめてみました。

クラッチ板の交換時期と費用とは

クラッチの原理

このMT車のクラッチの構成は、クラッチ板を操作する「クラッチカバー」クラッチカバーに動力を伝える皿状の「クラッチ板(クラッチディスク)」エンジンに駆動力を伝える「フライホイール」の3つの部品があります。クラッチは「動力伝達装置」と呼ばれており、この3つの部品を重ね合わせたものがエンジンのクランクシャフトに取り付けられています。

51f825d72778f9c73c4d744acb8c6a8a_sクラッチカバーには「ダイヤフラムスプリング」と呼ばれる皿状のバネがあり、クラッチペダルを踏み込むことで、ダイヤフラムスプリングが押し込まれてクラッチ板がフライホイールから離れて、ニートラル状態になります。

また、クラッチペダルを離すことでクラッチ板がクラッチカバーを押し「フライホイール」によってエンジンの動力を伝えます。このようにクラッチペダルの踏み込み具合によってどの程度エンジンの駆動力を伝えるかの操作を行っているのです。

また、エンジンの駆動力が伝わっているときはシフトギアが跳ね返されてシフトチェンジ作業が行えません。ですので、クラッチペダルを踏み込んだニートラル状態で適切なギアを選択しシフトチェンジを行った後、クラッチペダルを半分程度踏み込んだ「半クラッチ」の動作を上手く繋ぐことでエンジンの動力を上手くタイヤに伝えます。

そして、クラッチペダルを完全に離すことでエンジンの動力を全てタイヤに伝えてトラックが発進する仕組みです。この「半クラッチ」動作の時に「クラッチカバー」と「クラッチ板」、これからを回転運動する軸受けの「ベアリング」が摩耗していきますので、走行距離に合わせた定期的な交換が必要となります。

クラッチの交換時期

クラッチの交換時期は半クラッチの操作の違いによって違いはありますが、一般的に走行距離が「約10万km」と言われています。しかし、クラッチの繋ぎ方によって違いはありますが、5~6万kmを超えたあたりからクラッチが滑るという症状が出始めます。

ですので、クラッチ板の交換時期は走行距離10万kmを目安として、滑りが生じた時は10万km以内であっても交換の必要があります。

74993bda9ab3081f205f00db3f5e595c_sまた、多少のすべりであれば我慢すれば走行できないこともないですが、最悪の場合は走行できないという状態に陥ってしまいますので、ある程度滑りが生じた場合は早めに交換することをお勧めします。

クラッチの交換費用

クラッチの交換には「クラッチ板」「クラッチカバー」「ベアリング」の交換を行います。また、トラックの大きさによって交換費用に違いがあります。

  • 2tトラック :100,000円~150,000円
  • 4tトラック :150,000円~200,000円
  • 10tトラック :200,000円~300,000円

クラッチフルード(クラッチオイル)の交換時期とは

ff4c36112fcc17ef1991a4432ee5a206_sトラックの作動油(オイル)はエンジンオイルだけではありません。クラッチフルード(クラッチオイル)やブレーキフルード(ブレーキオイル)など、トラックの走行に重要な役割を果たすパーツを正常に動作させるための様々な作動油があります。もちろんこのクラッチフルードもエンジンオイル同様に定期的な交換が必要となります。

クラッチフルードが劣化するにつれて、クラッチの切れが悪くなったり、ギアの入りが悪くなったり、ギア鳴きなどが発生したりと、クラッチが正常に動作しないようになってしまいます。また、劣化して水分を含んだクラッチフルードが錆を発生させてしまう場合もあります。

また、クラッチが重くなるという症状は「エアーが混入」していることが原因で、異音が発生したりクラッチが重くなったり軽くなったりしてしまいます。

定期的な交換を行っていない古くなったクラッチフルードを使用し続けると「ベアリング」や「レリーズシリンダー」に錆や動作不良、オイル漏れが発生し様々なトラブルが発生します。

クラッチフルードの交換時期

クラッチフルードの交換を行わずに走行距離が10万kmを超えるとレリーズシリンダーにトラブルが発生してきますので、その半分の5万kmが交換時期の基準とされています。

エアー抜き方法

クラッチペダルを踏み込み、ブリーザバルブを開けた後にエアーとクラッチフルードが出たらブリーザバルブを閉めペダルを戻すのですが、クラッチペダルが自動で上がってきませんので、自分の足や手で戻す必要があります。

まとめ

28332ccd678be0ec7eefe0f17a2cf727_s今回は、「トラックのクラッチ」「クラッチフルード」の交換時期や費用、交換をしなかった場合の影響などについて紹介してきましたが、パワーを必要とする建設現場で使用するトラックは、クラッチによる操作が必要となる時も多いです。

また、クラッチフルードもエンジンオイル同様に重要な役割を果たしています。
正常な走行を続けるためにも定期的な「クラッチ」「クラッチフルード」の交換を行ってください。

トラック・重機買取ランキング
〜スポンサードリンク〜

▲ページの先頭へ