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サスペンションの種類と主流になっているエアサスの長所・短所

サスペンションは車体とタイヤをつなぎ、バネの衝撃吸収能力によって、車軸の位置決めや路面に対して押さえつけ機能によってドライバーの乗り心地や操縦安定性の向上や荷台に積んだ積載物を衝撃から守る役割を果たしています。

0a9ed1770ed2f1e4e30f87c9a684725a_s特に、大切な荷物を運んだり、デコボコ道の走行、長距離運搬することが多いトラックの場合は重要な役割をはたしている部分であります。
また、最近ではお客様から請け負った荷物を守るため運送業者では多くのエアサストラックが使用されています。

→トラックのリーフスプリングの特徴とメリット・デメリットとは

それでは、トラックに使用されているサスペンションにはどんな種類があるのでしょうか?また、現在トラックの主流になっているエアサスにメリット・デメリットはあるのでしょうか?

そこで今回は、トラックに使用されているサスペンションの種類や現在トラックの主流になっているエアサスのメリット・デメリットについてまとめてみました。

サスペンションの種類・方式とは

車のサスペンションは懸架装置のことで、基本的には、車輪の動きをコントロールし車軸の位置決めをする「サスペンションアーム(コントロールアーム)」と、バネが伸び縮みして衝撃を吸収する「サスペンション(リーフスプリング)」スプリングの弾性や復元力から車輌の振動を吸収(減衰力)する「ショックアブソーバー」の3つのパーツで構成されており、一般車ではサスペンションの形状に細長い金属線を螺旋状に巻いた「コイルスプリング」が採用されていますが、トラックの場合は重い荷物を運ぶため板状の金属類を用いた板バネの「リーフスプリング」が使用されており、車輌の性能や使用用途によって最適なものが装備されています。

サスペンションの方式

7ff35241d7c5219d2c2da66714ca22de_sサスペンションの形式には様々なものがあり、それぞれの方式によって特徴がありますが、トラックに使用されているサスペンションの方式には大きく分けて2種類がありメリット・デメリットに違いがあります。

■固定車軸方式
左右の車輪を1本の軸で連結されており、「リジットアクスルサスペンション」とも呼ばれている形状で、トラックのリヤ部に採用されることが多く、タイヤの摩耗が少ない、構造がシンプルで耐久性があり低コスト、などといったメリットがありますが、もう片方の車軸にショックが伝わりますので乗り心地が悪い、路面追従性が悪いといったデメリットがあります。

■独立仮装式
左右の車軸がそれぞれ独立して動く形式で、「インデペンデントサスペンション」とも呼ばれています。

メリットとしてバネ下重量を軽くできる、アラメント設計自由度が高く操作性にすぐれ、快適な乗り心地と優れた小回り性を発揮することができますので、市街地を走行することが多い小型トラックのフロント部に採用されることが多いです。

また、デメリットとして部品数が多くコストが高くなることや、最適化しないとタイヤの摩耗等に不利になることがあります。

現在トラックの主流になっている「エアサス」の概要

a0006_000565現在では、トラックに使用されるサスペンションの主流になっている「エアサス(エア・サスペンション)」ですが、リーフスプリング部分(バネ部分)に空気を利用したものがエア・サスペンションとなり、電子制御されているサスペンションです。

最近の新車トラックはエアサス搭載機がほとんどとなりますが、仕様によっては板バネのリーフスプリング車もありますので、エアサストラックの機能やメリットやデメリットを抑えておき、トラックを購入する際に失敗しないようにしましょう。

■ニーリング機能(クラウチング機能)
エアサス者には電子制御でサスペンションの高さを調整する「ニーリング機能」が備えられており、車高調整を自由に変更することが可能です。最近では観光バスや路線バスにエアサス使用の車輌が多く採用されており、乗降時にエアサスをオフにして車高を下げ、乗客の乗り降りをしやすくしています。

また、車体を下した状態から浮かび上がることで走行を開始することから「クラウチング機能」とも呼ばれています。

■メリット
金属のスプリングでは吸収しきれない小さな振動を減衰することができ、内部の空気量を変えることでバネレート(スプリングの硬さ)や車高を自由に調整することができますので、快適な乗り心地や、荷台の振動を軽減することができることがエアサスの一番のメリットと言えます。

また、エアサスには前2輪と後ろ2輪の2本ずつ調整できる2独コントロールタイプ(固定車軸式)と、各車輪それぞれを調整できる4輪独立タイプ(独立仮装式)があり、4輪独立タイプはコーナー等での安定性や乗り心地、振動の軽減がより向上します。

■デメリット
エアサスの最大の弱点としてエア漏れを起こしてしまうという点で、パッキンの経年劣化や俊敏な空気圧変更などがエア漏れの原因とされています。

また、金属スプリング仕様のサスペンションと違い多くのパーツを使用していますので格段に費用が高くなってしまいますし、エア漏れの修理費用や整備、点検費用などを考えると維持費が高くついてしまいます。

4540140e4c3e5c2628689000e8846100_sまとめ

サスペンションには様々な種類がありますが、運搬する積載物にあわせたサスペンションを選ぶことが最も大切です。

また、エアサスの場合は乗り心地をメインとする一般の方と違い、荷台の積載物を守ることがメインの運搬トラックの場合は得るものがより多いものとなります。

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